念願叶ってやっと可能になりました!スズキ車 ATF 圧送式交換

お客様よりお土産をいただきました↓
北海道お土産

 

こんにちは!蛭田です!

先日、ハスラーの新車を納めさせていただいたお客様より北海道のお土産をいただきました!

ご新規でご近所の方にご購入いただいのですが、息子さんが北海道で乗られるということで、

納車2日目には北海道へ出発されたそうです!(途中からフェリーで北海道へ)

燃費、加速、乗り心地などハスラーのすべてに喜んでいただき、

まるで自分の子どもが褒められているみたいでとっても嬉しかったです。

 

「旅行行ってきたよ~」とか「今日朝とってきたら食べなよぉ」とかいろいろなものを時々お客様からいただきますが、

こうやってお土産を差し入れてもらうのって、車を通じてお客様との信頼関係を実感でき、

「この商売しててよかったなぁ」って思える本当に嬉しい瞬間です。

 

前置きが長くなりましたが、今回の本題に入ります(笑

当ブログで、さんざんATFの圧送式交換をおすすめしてきたわけですが、

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、

そうなんです!

 

当店で一番入庫率の高いスズキのワゴンRやスティングレー、ラパン、アルト、

といったスズキの人気車種の一部ってトルコン太郎による圧送式交換ができないんです!

「スズキショップみなと」という名の通り、

年間通してスズキ車を一番売っているわけでして、

整備や車検もスズキ車が一番多いわけでして。

つまり、一番やりたいスズキ車の圧送式交換ができない。

ネットを徘徊してもやっているところはごくわずか。

「やりたいなぁ、やりたいなぁ」

・・・・・

変態か!!と突っ込みたくなるほど、トルコン太郎とのドッキングを願っていたのです。

え?なぜできないのかって!?

それはですね、トルコン太郎の圧送式交換は、

ATから出ているオイルラインにトルコン太郎を接続し、

ATFの流れの間にトルコン太郎を入れ込ませるわけです。

このオイルラインですが、ほとんどがATFクーラー(オイルクーラー)

から出ています。そこからホースを拝借し、トルコン太郎にオイルを流れ込ませるのです。

つまり、このオイルラインが出ていない車は圧送式交換が

できない。

 

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こんな感じ↑

やりたくでもできない。

オイルクーラーから出ているのは冷却水のパイプの2本のみ。

この場合は、従来の循環式やドレンアウト式で交換するのですが、

やっぱり交換効率が悪い。

なにより、AT内のクリーニングができない。

トルコン太郎の機能がほとんど活きない。

まさにジレンマ(笑

 

 

・・・・・よし!それじゃー作っちまえ!

トルコン太郎が繋げられるように、いわゆるアタッチメントを作っちまえ!

ということで、トッテンカットンギッタンバッタンと工作開始。

あーでもないこーでもない、と試行錯誤を重ね・・・・・

あれ?それじゃダメじゃね?とつくり直したり・・・・・

 

で、

アタッチメント完成(笑

 

手作り感満載の作品ができたのですが、結局はオイルの通り道を外側に作ればいいわけです。

早速、当社代車のエース!

長寿代車の黒ラパンちゃんで実験開始!

実はこのラパンちゃん、ターボ車なんですが、走行距離なんと!

220000km!

しかも無交換!

今まで、エンジンもATもノントラブルでここまできたので、

特に交換する予定はなかったんですが、せっかくだから~ということで、、、、、

 

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ドッキング!!!↑

220000km無交換のATF交換なんてこの先も中々ないんだろうなぁ、

と思うと、ちょっとワクワクしますねw

それではスイッチオン!

ポチッとな!!

 

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こいよーこいよー(心の声)↑


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よし!よし!(心の声)↑


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キターーー!!(口からの声)↑

マックローーー!!(みんなの声)

 

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オイル漏れチェック↑

アタッチメントを装着する都合上、どうしてもATFがこぼれるのですが、

圧送式交換には問題なさそうです!

やっと念願叶ってスズキ車のATFの圧送式交換ができました!

この際、実験だけではなく、せっかくなので続けて圧送いきます!

 

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そこそこきれいになったかな。

もう一回・・・・・どうしようかなぁ・・・・

と考えていたら、あかん。

搭載してたペール缶に親油が残し少し。

ってことで、残りの新油分交換して終わろうといことで。

 

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親油側がカラになってしまったので、比べられませんが、

そこそこ綺麗になりました。

 

夜も遅かったので、次の日に試乗へ!

同じ車!?

と思えるほどの加速UP!変速のつなぎ目スムーズ化!

長寿代車、黒ラパンちゃんの目標走行距離が300000kmになりました(笑

 

このアタッチメントですが、

MC11S MC12S MC22SのワゴンR

MH21S MH22SのワゴンRやスティングレー

HE21Sのラパン

HA12S HA24Sのアルト

といった、その年式周辺の車種や

もちろん、日産のモコやピノ、マツダのAZワゴン等のOEM車にも使えます。

 

同じような車種や走行距離でも、

特に軽自動車のターボ車はATFが汚れている印象が強いです。

おそらく、急加速や変速などでATFへの負担が大きのだと思います。

そして次に汚れやすい車は、重たい車。

エブリィやエブリィワゴンといった箱型の軽自動車が汚れやすいみたいです。

ってことは、エブリィワゴンのターボ車・・・・・だいたい予想はつきますね。

 

横須賀や横浜、遠方からのATF交換も歓迎致します。

作業中、代車を無料で貸出しておりますので、ぜひご利用ください。

この時期の城ヶ島や油壺のドライブは最高ですよ!!

 

ATFを交換すると車が生まれ変わります!

ぜひご体感あれ!!