スズキ アルトラパン ターボ 平成14年式 ATF交換 圧送式交換【後編】

こんにちは!蛭田です!

前回からの後編です。

前編はこちらをご覧ください。

かなり時間が空いた後編となってしまいました。

前編では、

暑かったり~寒かったり~

といったくだりで文章が始まったのですが、

これを書いているここ一週間は、

連日30℃越えの真夏日連発(笑

いきなり真夏が来たみたいで、

これはこれで体がついていかない・・・・

怠くて、眠気の多い日々です・・・・

24時間ぐらい寝ていたいw 

 

さて、前回で紹介した我が社の?ツバメちゃんたち!!

ほとんどが無事に旅立ったようです!!

あの記事を書いてほどなく、

ツバメたちを見かけなくなったので、

なんかシンミリしてたのですが、

011

 

まだいらっしゃった↑

あと2羽。

頑張れ!!

と、ひっそり応援しつつ・・・・・

 

本題のスズキ アルトラパンのATF交換の後編です。

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さっそくトルコン太郎をラパンのATに繋げます↑

抜けた分のATFを補充します。

ATの中にATFが入ってなければ、

圧送式交換もできません。

というより、このままではエンジンさえもかけれませんw

ATがぶっ壊れてしまいますw

補充には、

アイシンのAFW+を使いました。

約4L入りました。

ちなみに、ラパンのATの容量は5Lですw

しっかりオイルパンをとっていたときに垂らしておかげか、

かなり抜けました!

5リットルのうち4リットルってほとんどATF抜けているじゃん??

って、思った方!!

いやいや、圧送式交換は、

交換効率がいいだけが”ウリ”じゃありませんよ?

他にも目的があるのです!

では、その話はのちほどすることにして、

圧送式交換始めます!!

039 038 040

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少しずつですが、透明度が増してきました↑ 

元のオイルは、

5分の1しか

残っていないはずなのに

この黒さ。

透明度はさすがにありますが。

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続けて、

クリーニングモード突入。

このクリーニングモードが

トルコン太郎の

”ウリ”!!

”ミソ”!!

ATのオイルパンを脱着・清掃しても、

ストレーナーを交換しても、

それでもAT内には多くのスラッジや汚れが

流れていたり、くっついていたりします。

それをこのクリーニングモードで

AT内部を洗浄!!

すすぎ洗いみたいなイメージですね。

そして落ちた汚れをトルコン太郎内のフィルターでキャッチ!

他のATFチェンジャーではできない芸当です!!

すすぎ洗いには補充でも使用した、

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アイシンのAFW+を使用しています↑

いきなり本命オイルを入れるよりも、

結果的に経済的なのです。

実は、AFW+もトヨタ純正と同等油なので、

立派にメインをハレるオイルなのですが、

すすぎ洗いだからといって、

訳の分からんATFを使うわけにはいきません。

ATは超精密機械なのですから!

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で、撮影に完璧に失敗した一枚↑

色味を比べるはずが・・・orz

でもこれ一枚しかない・・・・・

そして今回の本命オイルはこれ!!

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NUTEC ZZー51改!!

ワタクシ、おすすめの逸品です!!

で、これを圧送交換します!

ごめんなさい!

交換最中に他のお客様の飛び込み修理が入ってしまった為、

結果の写真のみとなります!

050ジャン!コレ!↑

ほぼ新油↑

で、、、

一番最初に抜いたオイルと比べると・・・・・↓

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おぉ~~

スゴイ差ですねw

ギガヤバスw(思わず中川翔子風w)

047 049角度を変えてとるとこんな感じ↑

ZZー51改がAFW+等のオイル比べて赤味が少し薄いため、

新油のほうが明るく感じますが、ほぼ入れ替わりました。

 

今回はエンジンオイルもかなりの漏れがあったので一緒に点検。

009

 

垂れてくるので、軽く拭き取りましたが、

かなりの漏れています↑

結果は、予想通り、

オイルエレメントの受け側はパッキンでした。

お客様も、前回のオイルエレメントの交換後から

酷くなっているとのお話もあったので、

交換してみると、見事にビンゴ!

ゴムパッキンなので、

いつかは劣化して漏れてくるのですが、

最後の交換した方が、

締めすぎでトドメを刺しちゃったんでしょうね。

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着いてたパッキンは撮り忘れました↑

 

これでエンジンオイルの漏れも

ATFの漏れも解決。

 

 

交換後の試乗では、

お客様はラパンの加速の向上や

懸念材料だった変速ショックの改善に

テンションアゲアゲ!!

自分もここまでの改善具合にはビックリw

やっぱり、軽のターボはATFに過大な負担がかかっているんでしょうね。

「このまま長距離ドライブ行っていきます!!」

と、お言葉を残し、颯爽とお帰りになりました。

 

今回のスズキ アルトラパンのような

スズキ車のFFの車種

(ワゴンR、アルト、MRワゴン、ラパン、スティングレー、パレット)

のATF圧送式交換ですが、

ATFのオイルパイプが露出していないため、

通常では交換が不可でのため、

施工しているお店は、全国でも

かなり少ないと思います。

はっきりと、できませんとうたっている

ホームページもあるぐらいです。

自分もネットで探しただけですが、

全国でも数軒しか施工してません。

(ネットに載せていないだけで、

やってるお店もあるかもしれませんが)

当店が作成したアタッチメントは、

対象のお車に対して、直接の加工等は必要なく、

ATF交換時に一時的に脱着するのみです。

ターボ、ノンターボは関係なく施工できます。

施工後には楽しいドライブが待ってます!

 

ご興味のある方は、

是非、お問い合わせフォームをご利用ください。

その際は、車体番号及び現在の症状や走行距離などを

ご記入いただければ助かります。

 

本日も長文にお付き合いくださり、

ありがとうございました。