本ブログ初登場!最高級ATF ニューテック「NC-65」!!【前編】

こんにちは!ヒルタです!

最近、嬉しいことにメールでのお問い合わせが非常に多く、

返信が遅くなってしまっている状況です。

できる限り、その日の夜までにご返信をするように、

心がけていますが、夜にどうしても外せない予定が入っていたり、

残業が続くとメールの返信が2~3日後になったりします。

全てのいただいたメールに対して、

必ずご返信していますので、

何卒宜しくお願い致します。

と、言い訳がましい内容から始まった今回のブログですが、

返信をしても、そのまま「なしのつぶて」の方が非常に多いです・・・・

10通返信してもその後帰ってくるのは1~2割でしょうか・・・・

これって普通なんでしょうか・・・

まだまだブログやメール対応は始めたばかりで、

当たり前のことかもしれませんが、

返信が相手に届いているのかもわからないのは、

商売人としては辛い状況です。

届いてはいるけど返信をしないということは、

「そうゆうお客様だった」

ということで、残念ですが次に向かえます。

が、迷惑メールに分別されていたり、

アドレス指定で受け取り拒否をされていたりと、

届いているか届いてないかわからない状況では、

ご返信が出来ていないのではと、かなりモヤモヤするのです。

ほとんど届いてはいるとは思うのですが、、、、

一言、

「検討します」

程度の返信が欲しい・・・・

と思うのは、私のわがままなんでしょうか。

ちなみに、

お問い合わせフォームでご連絡をいただくと、

自動返信メールで、

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

蛭田 健 様

港自動車 へお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。

改めて担当者よりご連絡致しますので、今しばらくお待ちください

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

という、案内が届きます。

もし万が一、このメールがすぐに届いていない場合は、

後ほど私から詳細メールを送っても、かなりの確率で届きません。

info@minato-car.com

からメールが届きますので、

スマホなどの携帯アドレスの方は

受け取り拒否などの解除操作をお願いします。

ヤフーメールなどのフリーメールをご使用の方は、

迷惑フォルダに入っている可能性が高いので、

返信が無い場合はそちらのフォルダを覗いてみてください。

 

ずいぶん長い前置きとなってしまった・・・・

では、本日の本題です。

神奈川は寒川からお越しの

「日産 セレナ C25 ATF交換」

です。

平成17年式 約90000Km走行

のお車です。

先ほどの前置きの話ではないですが、

この方は非常にメールの対応がいいお客様でした。

お客様の対応によって、こちらの対応が変わるわけではないですが、

「しっかりしたお客様なんだろうな」

という、こちらの身構え方が違います!

(いい意味でw)

まずは、第一報のメールはこちらから↓

160207ブログ用1

はっきり言って・・・・

ものすごく助かます!

年式、型式、走行距離、今までの経緯、現在の状況。

ここまで書いてあれば、

適切な返信、アドバイス、見積もりができます。

こちらも何とか直してあげたいと思いますし、

気合のノリが変わりますw

そこらへんのスタンドやオートバックスみたいに

若いあんちゃんがやってる流れ作業とは違うのです。

技術を売るという責任の重みのわかる方に、

ご来店いただけるのが、何より当店としては嬉しいのです。

説教じみた内容はここまでにして、

本日の施工するお車は、

日産 セレナ C25 平成17年式 90000Km

まずは、問診とお見積りから入ります。

今回はお車のATFを可能な限り新油に替えたいという希望でしたので、

ATオイルパン脱着+オイルストレーナー脱着+ATF上抜き交換

のフルコース。

 

プラスαでいくつか作業のご依頼がありましたが、

それは後ほどご紹介します。

 

 

DSC07914

オイルパンを外す前にトルコン太郎を使ってオイルを抜き取ります↑

 

 

ハイ、抜き取ったオイルはこんな感じ↓

DSC07917真っ黒↑

 

 

 

これ、元の色が何色かわかります?

実は日産のATFは薄い緑色のオイルを使ってます。

それが、緑か赤か分からないぐらいの汚れ具合。

「俺の車は大人しく走っているから10万Km近くてもこんなにはなっていない!」

って方がいらしたら、考え改めたほうがいいですよ!

どんな走り方しても10万Km走ったらみんなこんなもんです。

むしろ綺麗なほうです。

世の中に汚れないオイルなんてないんです!

続いてオイルパンを外して清掃及びストレーナー交換します。

 

 

DSC07922

オイルパンを外すとストレーナーが現れます↑

 

 

DSC07925

外したオイルパンの中はこんな感じです↑

走行距離相応の汚れ具合で、予想よりは綺麗かな?って感じ。

 

 

DSC07927

鉄粉吸着用の磁石のアップ↑

鉄粉がてんこ盛り。

 

 

 

DSC07929

更にアップ↑

ね?ドロドロ鉄粉がテンコ盛り。

これを丁寧に綺麗にしていきます。

 

 

まずは、ストレーナー交換。

DSC07938

ストレーナーのフィルター部分のアップ↑

 

 

 

 

DSC07939

更にアップ↑

目に見えるゴミがフィルターにくっついてます。

 

 

 

 

DSC07940

こちらが新品のフィルター↑

今回は先にフィルターを外し、中に残っているATFを少しでも排出したいため、

新しいフィルターをつけるまで時間があります。

なので、その間にホコリ等が入ると、元も子ないので袋に入れたままの撮影です。

 

 

 

 

DSC07942

フィルター外すとこんな感じ↑

けっこうな量が長い時間垂れてきます。

 

 

 

 

DSC07944

で、オイルパンの清掃します↑

 

 

 

 

 

DSC07945

もちろん磁石も綺麗にします↑

 

 

 

 

DSC07946

オイルパンのガスケットを新品に替えて↑

 

 

 

 

DSC07943

新品フィルターを装着し↑

最後に念のためオイルパン内をもう一度さっと拭いて、

オイルパンを戻して完了です。

完成写真は・・・・取り忘れたw

 

 

続いて、トルコン太郎に新油ペール缶をセット↓

DSC07948

ここで、

「おや?あんまり見かけないペール缶だな?」

と思ったあなた!

かなりのミナトブログ通ですww(イナイカ

 

今回、プレ洗浄で使用するオイルは、

アイシン CVTF CBF

これ、CVT用のフルードなんですが、

いつもCVTF交換時に使っている

アイシン CVTF CFEx

全く同じオイル!

の色違い!DSC07935

 

CFExが赤用でCBFが緑用なんですね。

在庫するペール缶が増えるので、

みんな赤にしちゃえばいいのに

とか思ったり思わなかったり・・・

 

 

 

 

DSC07949

で、まずはこのCBFをセレナのCVTに補充します↑

一番最初に抜いた分とオイルパン脱着時に抜けた分を

補充しないと交換できません。

 

 

でで、今回は残念ながら上抜き交換です。

「あれ?圧送交換じゃないの?」

と思ったあなたはトルコン太郎通w

このC25のセレナは当店ではまだ圧送交換ができません。

 

「まだ」

というのは、いろいろと理由があるのですが、別の記事で。

圧送交換を期待してこのブログを見た方はごめんなさい。

よければ最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

ででで、トルコン太郎による上抜き交換です。

実は、上抜き交換においても、トルコン太郎ちゃんは

秀逸な働き

をしてくれるのですが、それも長くなるので別記事で!

とりあえず、

「やっべぇぞ」

的な感じで上抜き交換をします。

一言で言えば、故障率が普通のオートマチェンジャーに比べて格段に低い!

ってところでしょうか!

では交換模様です↓

DSC07951 DSC07952DSC07955DSC07956DSC07958DSC07960
DSC07961 DSC07962 DSC07964 DSC07965

 

だんだん綺麗になっていくのがわかります↑

 

 

圧送交換できないが悔しい!!

圧送交換ができれば、自ずとクリーニングもできるのに・・・・

ちなみにCBFの新油がどんな色か?

 

 

 

 

どーーーーーーん↓

DSC07954

ちなみに隣のペットボトルは一番最初に抜き取ったオイルです。

 

 

DSC07969綺麗に見えた交換後のオイルも上の画像の新油に比べるとまだまだなのがわかります↑

あともう一回交換すればほぼ入れ替わると思います。

そして、ここで

本命のオイルにチェンジ!!

ここでやっとブログテーマの

最高級ATF ニューテック「NC-65」!!

の登場です!

DSC07920

もうね。

これ

マジで最高な一品

です。

社外ATFは純正を超えないって方いますが、

これ使ってみ?マジで!

と思わずタメ語で話したくなるほどの一品。

NC-65の良さはまた別の記事(マタカイ!)でご紹介することにして、

このオイルで交換してきます。

DSC07971 DSC07972 DSC07974 DSC07977 DSC07978 DSC07980 DSC07982

だいぶ綺麗になりました。

というか、圧送交換ほどではないにしても、

オイルパン脱着+プレ洗浄の組み合わせを

したおかげで、かなり綺麗な状態になります。

 

ちなみにNC-65の色はこんな感じ↓

DSC07976

CBFに比べると更に薄い緑色ですね。

 

DSC07983

一番左が新油、ペットボトルが一番初めに抜いたオイル、一番右が最後に抜いた廃油です↑

 

 

DSC07988

角度を変えての画像↑

綺麗に入れ替わってます。

最後に調整で約1リットルほど補充して完了です。

 

どんなオイルを入れても、

この後の試乗は毎回ドキドキワクワクしますw

今回のNC-65はセレナにどんな変化をもたらしてくれるのでしょうか・・・(*´з`)ドキドキ

 

 

さて、今回の記事ではここまでとさせていただきます。

既に、4000文字近い長編です。

ナゲ―文章になっちゃいました。

前置きが長かったかな・・・・・

 

後編ではプラスαの整備をご紹介したいと思います。

 

それでは本日も最後までありがとうございました。