スバル レガシー BHE ATF圧送交換

こんにちは!ヒルタです!

前回の記事で、万が一のことを考えて、

また来年!

と、締めくくりましたが、

今年のヒルタは一味違います!

今回はなんと!

前回から!!

10日!

でアップすることが出来そうです。

素晴らしい!!

ただし!

このまま最後まであきらめず書き上げられればですが!

かなりの確率で起きるんですが、

作成の途中でお客様がいらっしゃったり、

商談が入ると中断してしまうため、

その日の内に書けなかったりします。

そうなると、書く気力がなくなり、、、、

しまいには何書こうかと考えていたことを忘れたりして、、、、

書かなくなりますw

まさに悪循環ですな。

 

さて前回のブログで【怒涛の2年間】と綴りましたが、

その【怒涛】を少しずつですが紹介していきたいと思います!

まず一番報告しなくてはいけないのは、、、、

2019年8月より、

私、ヒルタが会社を継いで代表に就任しました!

祖父が起業した会社ですので、私で3代目です。

まだ早い!という声もいただきましたが、

年齢で決めるものでなく、

自分の気持ちと覚悟、

先を見据えて、今がそのタイミングと決心した次第です。

ただ、代表になったからと言って、日常業務は今まで通りですし、

2代目の父も代わらず現場で頑張ってますし、、、、

うん。頑張ろう。

【3代目が会社を潰す】

なんて言葉が巷には溢れてます。

うん。頑張ろう。

 

今回の記事ですが、

2年間撮りためた事例から紹介しようと思ったのですが、

記憶が鮮明なものの方が、書きやすいよね!

てな感じで、2月1日入庫した、

スバル レガシーのATF圧送交換の施工のご紹介です!

今回のお車は神奈川県横須賀市からお越しの

平成14年式 スバル レガシー BHE 137000km

のお車です。

2年前に中古で購入されて、まだまだ乗り続けたいのだけれども、

信号待ち中に

「ドンッ」

と蹴られるようなショックがひどくなってきたのと

変速ショックが気になってきたとのことでした。

「ミッションの載せ替えも視野に入れているが、

ATF交換で直る可能性もあるのでは?」

と検索していたところ、当ブログまでたどりついたそうです。

お客様:「ATF交換で直りますか?直りませんか?」

ヒルタ:「やってみない分かりません」

↑いつものやりとりです (;´・ω・)

症状が改善されることの方が多いのですが、

施工結果は千差万別、やってみないと分かりません!

変に期待を持たせてしまっても申し訳ないので、、、、

あんまり使いたくない言葉ですが、今回のような場合は・・・

【ダメもとで!!】

経験則ですが、

症状を改善させたい場合は上級グレードのATFをおススメします。

当店で常備しているオイルの中からですと、

・ニューテック NC-65

・ニューテック ZZ-51改

・ワコーズ ATFプレミアムスペック

が、上級グレードのオイルになります。

今回のご依頼の内容はアイシン AFW+での洗浄後、

ワコーズ ATFプレミアムスペックでのATF圧送交換と

外部ATFフィルターの交換。

これで直らなければ、ミッションの物理的な修理しかありません!

それでは施工開始!!

まずはATFの量をレベルゲージでチェック。

・・・・・少ないやん。

購入されてから一度もATFの点検はしてないとのこと。

この現象、中古で買われた方の車によくあります。

エンジンオイルとは違い、燃えてしまったりしないし、

もちろん蒸発もしないのですが、

長い年月が経つと確実に

減ります。

燃えもしないし、蒸発もしないし、もちろん漏れもない。

でも、

減ります。

大事なことなのでもう一度言います!

減ります!

減ったオイルはどこ行った?

なんて聞かれても分かりません。

減るものは減るのです。

おそくら、一般の中古車販売店では販売時にそこまで点検しないんでしょうね。

下手したら一般の整備工場の車検でも点検しない会社も多いと思います。

それぐらいATって軽視されることが多いのです。

むしろ、多くの整備士が

「ATなんて問題ないんだから大丈夫でしょ?」

というのが一般的なのかもしれません。。。。

エンジンと一緒で何かあればお金も時間もかかる場所なんですけどね。。。。

ということで、続いて外部フィルターを交換!

↑アンダーカバーを外した、左のフロントフェンダーの中にあります。

 

↑上側についる黒い円柱状の物体がATFのフィルターです。

オイルパンの中にも、もちろんフィルターはあるのですが、

それとは別に装着されてます。

え?わたしの車にはついてないよ?」

って方、

ご安心ください。

ほとんどの車にこのようなATFの外部フィルターはついていません。

私の記憶だと、あるのはスバル系の車だけです。

スバルはきっと意識高い系ですね。

ちなみにですが、

後付けでATFフィルターを付けることも可能です!

ご興味がある方は、ご相談下さい!

話しはそれましたが、

↑サクッとトルコン太郎とドッキング。

では、

行きます!

回します!

まずは洗浄を兼ねてアイシンAFW+で10L!!

一気にGO!

↑真っ黒ですが、思ったより透明感があります。

あくまで【思ったより】ですが。

↓ちなみにアイシンAFW+の新油はこちら。

うーんいつも見ても綺麗。

AFW+、10Lを一気に圧送交換後、クリーニングモードに突入

↑かなり透明感で出てきました。

↑左から新油、クリーニング中のオイル、廃油。

「あれ?いつもより画像が暗くない?」

って思われた方、相当な当ブログファンですね。

ってそんな方いないかw

実は今回、調子にのって、買ったばかりのスマホで写真撮ったのですが、

どうやら、ちゃんとしたカメラでちゃんとフラッシュを使わないと透明感が表現されないみたいです。。。。。

真ん中のクリーニング中のATFですが、画像では真っ黒に見えますが、実物はかなり透明感のあるATFです。

廃油の方が赤く見えて綺麗に見えるんですが、、、、

真ん中の方が汚れ的には綺麗なんです。。。。

↑言い訳がましい説明が入ってしまいましたが、

気を取り直して本命オイルへ移行します!

↑ワコーズ AFFプレミアムスペック!!

え?これじゃわからない?

↓これです!

1リッターあたり2800円・・・・・

高い・・・・・

を、10L・・・・

高級オイルです。

贅沢です。

ですが、金額以上の性能を発揮してくれます!

(と、信じてます!)

↑一気に10Lを圧送交換。

↑入れ替え終わった状態のATFです。

(レガシーの中を通っているATF)

うーん。やっぱりフラッシュが、、、、

↑ワコーズATFプレミアムスペックの新油。

↑左から、新油、車の中のATF、抜いた廃油です。

うーん。やっぱりフラッ・・・・・

仕上げにATFの油量調整をして終わりです!

今回は一緒にご試乗して最終の走行チェックをさせていただいたのですが、

・変速ショックが無くなった

・むしろ滑らかになった!

・Dレンジでの停車中の蹴られる症状が治まった!

との喜びの声をいただきました!

今回は見事にハマり、症状が改善しました。

何十万円もかけてミッション載せ替えまで考えていたのが、

数万円ATFの交換でミッションが復活しました。

何回施工してもトルコン太郎の素晴らしさを思い知らされます。

↑そして、きれいな青空の中、お帰りになられました。

 

今回のブログの敗因は、

スマホの性能を過信し、調子に乗っていつものカメラを使わなかったこと。

そしてブログをずっと書いていないと、

ブログ用の写真の取り方も下手くそになるということ。

んでもって、以前のようなテンション高めの記事が書けません。

あきらかにわたくしの性能が低下してます!

あかん!

ヒルタも今回のレガシーのように性能復活したい!

お願い!トルコン太郎様!!

・・・・

・・・

当面はリハビリ期間ということでご容赦下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではまた次回!

ヒルタでした!