初登場 軽キャンピングカー ATF圧送交換 スズキ キャリィ DA63T(前編)

こんにちは!ヒルタです!

日本中・・・

いや世界中

新型コロナの話題一色になっております。。。

インフルエンザみたいに

薬がある!

季節が終われば!

って感じならきっとそこまで騒がれないんでしょうが、

先が見えない不安感が何よりも響いているんでしょうね。。。

さて!

ブログを本格的に再開したのが

1月30日。

そこから1ヶ月チョイの間に4つの記事を投稿しました。

我ながらかなりのハイペース。

PVもかなり上がってきました。

そして、かなり驚きなのが、

毎日のようにお問い合わせのメール、お電話、

そして、

お問い合わせの来店

があり、こんなにも反響があるとは、、、

と、ネットの力を改めて思い知らされました!

ブログの世界では

【まずは100記事を書いてから】

という言葉があるようで、

全然、

まったく、

遠----く、

及ばない記事数なのですが、

ブログでの収入を狙っているわけではないので、

【ATF交換】

というピンポイントでの情報収集をされているかたに

訪問、そして読んでいただいてるのだと思います。

また最近は、近くのお客様のご来店も増えてきました!

スズキショップみなと(港自動車)は

三浦市三崎に位置する会社なのですが、

ブログを見て来店されるお客様は、

ほとんどがATF交換でいらっしゃいます。

で、以前は近くて神奈川県内でも横浜、鎌倉といった

1時間以上かかる場所や

東京、千葉といった県外。

が、

ここ1ヶ月は

横須賀や三浦市のお客様も

ご来店してくださるようになりました。

もちろん、遠くから来ていただけるお客様も

大変うれしいのですが、

やっぱり、地元の方がブログを見てくれて、

来店してくださるというのも

違った喜びがあります!

もっと多くの方にご来店いただけるように、

ブログ作成に励みたいと思います!

さて!今回のご紹介する施工は

まさに

三浦市からお越しの車です!

本ブログ初登場のキャンピングカーです!

スズキ キャリィ 4WD DA63T 

平成20年式 45000km

のお車です!

2年前に中古車でご購入されて、

一度もATFのメンテンナンスされていないとのこと。

また記録簿を拝見したところ、一度もATF交換した様子がありません。

うーん。。。。

↑今、流行りの軽キャンピングカー。

住居スペースの部分、いわゆる上物は様々な工夫・改造が施され、

快適なキャンピングカーライフが過ごせるようになっています。

ヒルタも欲しい。。。。いや、かなりマジで。

は、さておき、

その豪華な上物が乗っている土台の部分、

つまり車の本体の部分ですが、、、、

そのほとんどが

標準

のそのままです。

たまにスプリングやアブソーバーなどの

足回りが強化されている場合はありますが、

エンジン、ミッション、デフ等は

標準のままです。

当たり前といえば当たり前なのですが、、、

軽トラックといった軽貨物車の重量や積載量ってご存知ですか?

ちゃんと積載量に制限があるんです。

で、通常の標準の4WDの

軽トラックの基準で作られている車は、

標準車の車両本体の重量770kg

プラス

最大積載量350kg

車両総重量 1230kg

↑の重量を想定して各部の部品や動力が作られています。

で、実際のキャンピングカーですが、

ですが、、、、

えーと、、、

車両重量1220kg

プラス

乗車定員5人×55kg=275kg

車両総重量 1495kg

なんのこっちゃ。

と、思った方。

ごめんなさい。

詳しくはググってください。

ザックリご説明すると、

ここで注目する数字は、

まずは、

標準の軽トラの

車両総重量の1230kg

という数字、覚えておいてください。

で、最大積載量が350kg

ということは

その軽トラックの荷台に荷物を

上限350kgまで載せていいよ

ってことです。

つまり上限まで荷物を載せた状態が1230kgとなるわけです。

もちろん、車に掛かる負担だけではなく、

操作性などの安全も考慮に入れた積載量です。

次にキャンピングカーの注目する数字は、

車両重量の数字、1220kgです。

つまり、

人も荷物を載せないで、

車と常に装備されている物の重量が

1220kgあるよってことです。

で、これに乗車定員が5人なので、

一人当たり法律で決められた

人間の重さ55kgを掛けた数字、

275kgを足したのが車両総重量となります。

標準車の車両総重量が1230kg

キャンピングカーの車両重量が1220kgなら

問題ないじゃん!

と思われがちなのですが、

標準の軽トラックに

常に

上限である

350kgの荷物

を載せて走っているキャリィを想像してください。

時々じゃないですよ!常に!常にです!

常に限界まで載せて走っている軽トラ。

あっちこっちに負担が掛かっていることは

想像に難くないと思います。

で、

キャンピングカーは通常の状態で

1220kgの重さ。

常に限界の重さ近くまで載せて走っていることになります。

そこに、

さらに運転する人間が乗り、

同乗者が乗り、

キャンプに必要な道具が乗り、、、、

もう、あれです。

負担が掛かっているなんて生易しい言葉では

表せないほどの負担が各部に掛かっているのです。

とはいえ、

強化したエンジン、ミッション、デフ、、、、、

なんてものはそうそうあるものでない、、、、

じゃーどうすれば!

となると、、、

はい、できることは、

コマメなメンテンナンスや

オイルのグレードアップです!

あくまで、軽キャンピングカーは

【軽自動車】

です!

そこに

普通貨物車並みの重量負担を求めているのです!

せめて、オイルだけでも良くして、

負担の軽減を図ったほうが、

長持ちするじゃないかと思います!

それでは施工紹介に移ります!

今回は

オイルパン洗浄

ストレーナー取替

ATF圧送交換洗浄

ワコーズ ATFプレミアムスペック圧送交換

フロント及びリヤデフオイル、トランスファーオイル交換

駆動系のオイル交換のフルコースとなります!

↑まずはオイルパンからATFを抜きます。

↑結構汚れています。

↑オイルパンを剥ぐったところです。

↑外した直後のオイルパン内。

↑マグネットにも鉄粉がこんもり。正常の範囲内ですが。

↑オイルストーンでガスケットの接する面を整えます。

↑オイルパン側もサクッと

↑パーツクリーナーと紙ウエスで綺麗にします

↑ストレーナーを外して・・・・

↑新しいオイルストレーナーを取り付けます。

↑取り外したオイルストレーナーの表面と裏面です。

2枚目の左下の黒いところは、マグネットがあたっていたところですね。

あとは、新品のガスケットを装着してオイルパンをもとに戻して、

トルコン太郎と繋げてATF圧送交換!!

と行くところですが、

ちょっと長くなってしまったので、後編へ続きます!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!