こんにちは!ヒルタです!
2月14日のブログで、
「河津さくらまだ散るな~」
的なことを書いたことを思い出したのですが、
行ってきました!
いや、
ちゃんと行ってました!w
3月15日に家族で行ってきました。
まだ咲いててよかった~~
これだけは毎年欠かさず行ってます。
この三浦海岸の河津さくら祭りって、
三浦海岸まちなみ事業協議会という
三浦海岸の商店街の有志の人たちが中心になって、
お金を出し合って、
植樹を許可を三浦市を説得して出してもらって、
河津さくらの苗を分けてもらって、
自分たちで世話して、
と、途方もない努力の結果なんです!
しかも、ここまで河津さくらを成長させただけではなく、
観光という面でも、30万人の来場があるイベントとして
成功している、
ものすごい祭りなんです。
今年は、道路沿いもライトアップしてて、
年々スケールアップしてるなぁ~
また来年も楽しみです。
ちなみに、京急の電車とのコラボで
いい写真が撮れるので、
撮り鉄さん(←漢字合ってるのか?)
がいっぱいいますw
さて、今回ご紹介するのは、
神奈川県藤沢市よりお越しの、
トヨタ クラウン アスリート3.5
GRS204 平成21年式 82000Km
のお車です。
数カ月前に中古で買われたそうです。
コースは、
ATオイルパン脱着・洗浄+オイルストレーナー交換+
ATFプレ洗浄+本命オイル NC-65
という、
当店で現在考えられる
最高のコース
です。
中古で購入し、今までどんな使われた方をしていたかわからないから
一度、ATをリセットしたい!
という方からのお問い合わせが最近多いです。
ちなみに、クラウン GRS204は、
完全密閉式ATを採用しています。
レベルゲージ無し。
ATFは無交換を推奨。
当店、
完全オリジナルアタッチメントを使用して、
ATFを完全圧送交換します。
まずは、一発目の画像は、
オイルパンから抜いたオイルを見てください
予想通り真っ黒!!↑
ま、当たり前っちゃー当たり前なのですが。
交換歴不明。
とのことですが、おそらく一度も交換していないと思います。
8万キロも使われればそりゃ真っ黒になるよね。
「デモ大丈夫。メーカーハ無交換推奨デス」
真っ黒=異常発生
ではないので、このままでもずっとATは壊れないかもしれません。
でも・・・・ネ・・・・?
というわけで、作業を進めていきましょう。
まずはオイルパンを外していきます↑
この時点ではオイルパンの外側やらなんやらの
汚れているところを触るので、
まだ軍手です。
外したオイルパンの中はこんな感じです↑
マグネットは全部で3個着いてます↑
マグネットをアップで↑
鉄粉がテンコ盛りですね。
ただ、8万Kmではこれぐらいが普通なので問題ありません。
オイルストレーナーも一緒に交換します↑
オイルストレーナーのOリングです。
バラバラで部品供給されていますが、
絶対に同時に交換が必要です!
ストレーナ―を外すとこうなってます↑
主に見えている部分がバルブボディというやつですね。
オイルパンガスケットも交換して↑
新品のオイルストレーナーを装着してオイルパンを戻します↑
あかん、、、新品ストレーナー着けた写真撮り忘れた・・・・orz
その代わりと言っちゃなんですが、普段あまり投稿しない画像を・・・
マグネットを拭いた後のウエスです↑
これでも全部拭いた後ではないんですよ~
マグネットって偉大だなぁ
と思いますが、
マグネット方式っていつまで続くんだろ。
とも思ったりもします。
もちろんドレンガスケットも交換して・・・・・↑
・・・・・ここでついに・・・・・・
お待ちかねのトルコン太郎ちゃん登場!!!↑
今日もヨロシクちゃんです!!
( `・∀・´)ノヨロシク
それでは、
プレ洗浄の様子をご覧ください!
もちろん、プレ洗浄の前にオイルパンから抜けた分は補充してます!
今回は徐々にATFがきれいになっていく様子が
うまく撮れました。
圧送交換で新油と入れ替わっていくのがわかりますね↑
交換効率の高い圧送交換だからこそなせる技です。
ちなみに、白く濁っているのは、
エアーを含んでしまったからです↑
特に支障はありません。
引き続き、ミッションクリーニングモードに移行します↑
圧送交換と聞くと、
トルコン太郎から圧力をかけて、
ぐいぐいAT内にATFを押し込んでいくイメージがわきますが、
実際は違います。
車に元から備わっている、
ATのオイルポンプの力で、
圧送交換やクリーニングモードのオイルの流れを作り出しているのです。
つまり、
無理に力をかけていない。
よく、ネットで、
「圧送交換は、無理やりATFをATに押し込むから、
スラッジや鉄粉が舞ってしまい、
トラブルの可能性が高い!」
という、文言を見かけますが、
トルコン太郎に限って言えば、
むしろのその反対で、
上抜き交換等のほうが、オイルパン内に細いホースを無理やり突っ込み、
旧油を強引に吸い込む→新油を流し込む
という作業を繰り返すため、
スラッジが舞いやすいのでは?
と考えています。
新油と比べるとこんな感じ↑
「え?まだ黒いじゃん?」
と思った方。
フラッシュを使って撮ってみましょう。
実はこんなに透明度が復活してます↑
もちろん今までの写真も基本的には全部フラッシュたいてますよ~
一番初めに抜き取ったATFを並べて撮ると・・・↑
フラッシュを使っても、
汚いものは汚い↑
ということが分かると思います。
透明度が全く違いますね。
それではここからは、
本命オイルを圧送交換で注入します。
本命オイルは、当店で取り扱っている中で最高級のATF
NUTEC NC-65
最新のデュアルクラッチトランスミッションに対応!
ダイレクトで高効率な動力伝達!
低フリクション・高い極圧性・高温粘度の安定化・優れた耐酸化性
まさに言うことなしの一品です。
乗り心地を重視する車、高級車、ATFの長寿命化を図りたい人に薦めたいATFです。
それでは、トルコン太郎にセット↑
ちょっとずつNC-65に入れ替わっていきます↑
今回も途中でエアーが混入してしまい白濁してます。
なので、入れ替わったあとの写真をここで!
圧送交換後を終了した状態です↑
NC-65の色は薄い黄緑色。
一回目に交換したAFW+の赤色のほうが色として強いため、
色味が残ってますが、ほぼ入れ替わっています。
NCー65の新油(注入前)はこんな感じです。
始めに抜いたオイルと比べると・・・↑
一目瞭然。
左から、新油・交換前のATF・交換後のATFです↑
つづいて油量調整の為、
NC-65を補充します。
結果、95%以上は入れ替わっていると思います。
同じような年式、型式でも、
搭載されているミッション型式によって、調整適温が違うので要注意です!
しかも一度油温が上がってしまったATFは中々下がりません。
おそらくディーラーで仮にATFを調整しなければいけないような作業の場合、
一晩置いて、つまり1泊2日での作業になると思います。
当店では朝預かり~夕方納車が可能ですので、
遠方からのご依頼でも、日帰りでの作業ができます。
最後はキッチリ、オイルパンドレンをトルクレンチで締めて↑
アンダーカバーを戻して終了です。
この角度の写真がたまりませんw
ハイ。たんなる自己満足ですw
今回、当店までお車を運転されてきた方が、
代理だったため、ATF交換後のご試乗では、
交換によるATの変化等についてお聞きすることはできませんでした。
が、後日メールで、
「ミッションが喜んでます!」
と喜びのメールをいただきました。
「どれだけ汚れていたのか是非ブログで教えてください!」
との、ご要望もいただきましたので、
ご紹介させていただきました。
今回、この記事を作り始めてから、3週間もかかってしまいました。
4月に入り、仕事量が落ち着いてきたのですが、
ブログ作製のメイン時間である夜が、
地元の消防団や青年会議所やらでかなり忙しかったため、
更新することができませんでした。
出来れば、一気に4~5時間かけて書き上げたいんですが、、、、
その3週間の間に三菱自動車の燃費不正なんて大事件も起こっちゃいましたしね。
前回の記事の続き後編➁は次回にご紹介したいと思います。
それではまた次回に!!
本日も、最後までご覧いただきありがとうございました!
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担当 蛭田
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